江東区大島 東大島駅 自然療法院「ろか整骨院・ろか鍼灸院」

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【レジスタンストレーニングで多発性硬化症の進行抑制】

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これまで、多発性硬化症患者に対しては運動を積極的に行う事は禁忌とされてきた。身体活動によって疾患の症状が悪化することが懸念されたのである。しかしながら、身体活動によって多くの症状が軽減でき、極度の疲労感や身体機能不全も改善できうることが最近わかりつつある。レジスタンストレーニングを多発性硬化症患者に実施させることで、神経系を保護し、疾患の進行を抑制できる可能性があるようだという研究がデンマーク・オーフス大学の研究者らによって報告されている。

レジスタンストレーニングには幾つもの脳に対する有益な作用があって、この作用には投薬治療によって成し遂げられるであろう治療期待値を大きく上回るものがある可能性があるようだという。過去6年間にわたって、研究者らは身体活動が単に症状に対してのみではないさらなる有益な作用がある可能性について追求を行ってきた。本研究はその成果を現した最初のものとなる、という。身体活動を行う事によって神経系統が疾患による障害から保護される可能性があるのだ。

過去15年間にわたって、身体活動を行う事が多発性硬化症には有害にならない事を研究者らは明らかにしてきた。しかしながら、例えば歩行機能、疲労感レベルや筋力、有酸素性機能などは有効な作用が見られたりすることもあったり、その代わりに悪化したという結果が表れる事もあったのだ。本研究の知見に見られるような、身体活動によって脳機能に対して有益な作用がもたらされるように見られるという事実は、新しい知識として相当のインパクトを持ったものであると言えるのだ。

本研究では、35人の多発性硬化症患者を6ヶ月にわたって追跡調査した。半数は週当たり2回のレジスタンストレーニングセッションをおこない、もう半数は系統だったトレーニングをすることはない状態で通常通りの日常生活を過ごしてもらった。研究開始前と研究終了後で、被験者は脳のMRIスキャンを受けた、。そして、レジスタンストレーニング群において、脳の萎縮レベルが軽減している傾向が見られる事が明らかとなった。

一般に、多発性硬化症患者では脳の萎縮が通常よりも早く進行すると言われている。この進行を食い止める投薬治療が試みられることがあるが、すでに投薬を受けている患者であっても、本研究ではトレーニングを受けることによって萎縮が最小化できる傾向が見られていたのだ。加えて、脳のいくつかの部位では、トレーニングの応答として成長しはじめている傾向も観察されているのである。

本研究の研究者らによれば、なぜ多発性硬化症患者に対してトレーニングが有益な作用をもたらしているのかを説明づけることはまだできないとしている。より大規模で精緻な研究が現在進行中であり、運動が作用する機序についてはその結果を待たなくてはならない。そして、このようなメカニズムが解明されていくことによって、治療選択肢が広がっていくことも期待出来るだろう、と研究者は言う。勿論、投薬治療を全て身体活動に置き換えるべき、というような乱暴な議論をしているわけではないことは付け加えている。投薬治療を止めてトレーニングだけを行うべきというのは現実的ではない。一方で、研究によって系統的なトレーニングがこれまで考えられてきた以上に、多発性硬化症治療の有力な治療サプリメントとして機能している事が示唆されている。この側面についての検討を今後深化させて行く必要があるというのだ。

全ての多発性硬化症患者がこのような身体活動に由来する有益性を享受できるかどうかについては未だわからないところも多い。というのも、より多発性硬化症の症状の重篤な患者に対してのレジスタンストレーニングを用いた実証は行われていないからである。そのために、全ての多発性硬化症患者に対して、専門家のアドバイスを受けることなしに、治療としての集中的なトレーニングを行う事は推奨できない、と研究者は警告している。

http://www.nutritio.net/linkdediet/news/FMPro?-db=NEWS.fp5&-Format=detail.htm&kibanID=61163&-lay=lay&-Find

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